「基軸技術コンセプトからみた機械情報産業の課題
                −日本オリジナルの機械工業を目指して」

T.報告書No. H14−3
P.140
平成15年3月発行

U.主要目次
調査の概要
第1章 「基軸技術概念」の導入  
1節 「基軸技術」の考え方
2節 用語としての位置づけ
3節 「基軸技術」概念導入の意義
第2章 貿易の変化と基軸技術
1節 機械工業貿易の変化
2節 技術的側面からの考察
第3章 基軸技術からみた機械工業の課題
1節 基軸技術の把握と活用
2節 基軸技術の進化と拡充
第4章 政策課題

V.概要 
 
調査の概要では、調査研究委員会等による調査の進め方と調査結果の概要をまとめている。
第1章では、基軸技術という概念を導入する目的、要素技術等の既存技術概念と違い、基軸技術という概念を導入することによって得られるだろう効果について考察している。
第2章では、最初に、2001年までの10年間について、機械工業貿易がどのように変化したかを、HS4桁コードの217製品について分析し、一般機械、電気機器、
輸送機器、精密機器の主要4業種ごとにまとめている。次いで、競争力がある製品についてその技術的な特徴を分析し、その結果を主要業種ごとにまとめている
第3章では、第2章で得られた結果に基づいて、基軸技術からみた機械工業の課題を整理している。
具体的には、@基軸技術の把握と活用、@基軸技術の進化と拡充が必要としている。
第4章では、政策課題をまとめており、具体的には@基軸技術体系の把握と進化、拡充ビジョンの策定、@基軸技術コンセプトによる産業別キーテクノロジー開発の再構築、
@プロジェクトX「デジカメ物語」の制度化、@基軸技術との融合へ企業と人材を誘導、としている。


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