東アジア機械関連統計の特性整理ならびにNAFT,EU統計との比較
委託先:株式会社 日本アプライドリサーチ研究所
報告書No.H21-2-2A 平成22年3月発行
【主要目次】
第1章 NAFTA地域における産業分類体系及び生産物分類体系
第2章 ヨーロッパ標準産業分類体系(NACE・CPA)とEU加盟国への適用過程
第3章 中国と日本の機械産業・品目分類の比較対応
第4章 韓国と日本の機械産業・品目分類の相互接合可能性
第5章 「東アジア共通機械産業・品目分類」構築の可能性と課題
【概要】
本調査は、東アジア諸国・地域の機械生産統計のより詳細な比較・接合の可能性の検討をおこなうとともに、NAICS及びNACEの開発経緯の調査を通じて、より広い視野から広域標準産業分類・品目分類開発のための課題を検討し、とりまとめたものである。
調査にあたっては、中国と日本の機械産業・品目分類の比較対応を行うために、中国の統計担当官庁に訪問調査を実施した。また、韓国と日本の機械産業・品目分類について、いくつかの機械分類について接合可能性を検討した。さらには東アジア地域における広域標準産業分類構築に向けた可能性について、Eurostatが作成するEU共通分類とEU加盟国のチェコ共和国統計担当者への訪問調査を実施し、多国間共通分類における問題点・課題を把握した。
本調査の成果は、東アジア地域の機械生産統計の「共通化」を目指す先行的な作業として位置づけられている。

この事業は競輪の補助金を受けて実施しております。