自動車産業参入のための基盤技術系中小企業経営人材育成

委託先:財団法人 日本立地センター

報告書No.H21-1-2A 平成22年3月発行

【主要目次】

第1章 はじめに

第2章 自動車産業の現状と必要なイノベーション

第3章 自動車産業への基盤技術系中小企業の参入

第4章 自動車産業におけるイノベーション創出のための基盤技術系中小企業経営人材の役割と育成状況

第5章 自動車産業参入のための基盤技術系中小企業経営人材の育成

【概要】 

  厳しい経済状況下、基盤技術系中小企業から自動車メーカーや一次部品サプライヤーへのイノベーションの提案は、自動車産業回復への寄与が期待される。
 本調査研究では、自動車産業の集積地域と進出地域別に、行政の取り組み、自動車メーカーや一次部品メーカーの部品調達の方向性や中小企業へのニーズ、基盤技術系中小企業における自動車産業への参入経緯や課題、実施中の人材育成事業等実態を把握し、自動車産業でイノベーションを創出するために必要な基盤技術系中小企業経営人材の役割を明確にした。自動車産業への新規参入では、経営人材の役割は自動車産業や自動車メーカーの考え等を学ぶところから始まる。既に参入していれば、経営人材の役割はQCDの強化や、提案力の増強が重要となる。経営人材が自ら学ぶと同時に、社員の人材育成が急務で、それらを踏まえ、自動車産業においてイノベーションを創出するための、基盤技術系中小企業経営人材の育成内容を検討、提案した。


この事業は競輪の補助金を受けて実施しております。