「日韓を軸とする機械関連統計の接合性に関する調査研究」

委託先:株式会社 日本アプライドリサーチ研究所

報告書No.H19-6-1A 平成20年3月発行

【目次】

1.調査概要
 1.1 調査の背景
 1.2 調査の目的
 1.3 調査の方法

2.日韓機械統計接合作業
 2.1 日韓機械統計の接合
 2.2 データによるチェック

3.接合統計を利用した日韓の機械生産・貿易の比較分析
 3.1 接合統計を利用した日韓の機械生産・貿易の比較分析
 3.2 工業統計6桁品目分類による日本の機械生産・貿易の分析

4.おわりに

【概要】 

 東アジアにおけるFTAを通じた経済の一体化は着実に進み、企業等における域内取引は深化しているが、同地域における相互理解に必須な国際間で比較可能な統計整備への取り組みは遅れている。そこで本調査では、日本と韓国の間で機械類統計の産業・品目分類に関して可能な限り接合性を吟味し、整理した。

 具体的には、日本の工業統計調査6桁品目コードの機械関連部分と、韓国の鉱工業統計調査8桁品目の機械関連部分のそれぞれを、国際標準産業分類(ISIC)4桁コードに接続し、機械関連部分に関して日韓で共通の部門分類を作成した。同時に、ISIC4桁コードと貿易統計の6桁HSコードの機械関連部分を接続し、生産額と貿易額を共通の部門で比較できる体系を作った。以上の体系化したデータを用いて、2000年と2005年について日韓の生産と貿易の金額を並列し、それぞれの国における機械産業の特性を詳細分類レベルで指摘した。


この事業は競輪の補助金を受けて実施しております。