「機械製造業の対ベトナム投資及び日系企業等の活動状況調査」

T.報告書No. H15-2-2A
P.93
平成16年3月発行
株式会社 富士総合研究所

U.主要目次
現地での訪問調査の概要
1.我が国製造業の東アジアへの直接投資とベトナムの位置付け
2.ベトナムの社会経済の概況
1 国土  2 略史  3 社会構成  4 政治体制  5 国民経済  6 産業構造
3.日系機械メーカーのベトナム進出の背景
4.日系機械工業機械関連メーカーから見たベトナムの優位性
1 人材の質の高さとコスト競争力
2 ASEAN先進国と華南へのアクセスの良さ
3 外資優遇策等インフラの整備
5.日系機械メーカーから見たベトナムの問題点・課題
1 産業政策の問題  2 ローカルメーカーの育成
6.ベトナムにおける台湾系機械工業
1 台湾系資本による対越投資の概況
2 台湾系企業から見たベトナムの優位性、問題点・課題
3 ベトナムの産業基盤を形成する台湾系企業−ホーナイ工業団地の例−
7.我が国機械製造業のアジア展開におけるベトナムの可能性と課題
1 広域的な単一アジア市場の誕生と「遅れてやってきた」ベトナム
2 日系機械製造業の課題−ベトナムの2つの優位性の活用−
3 対応策−対外開放に伴うリスクと可能性−

V.概要
 本報告書では、まず1章で、我が国機械製造業の対アジア投資の歴史を振り返った上で、ベトナムへの投資状況について、2章は、ベトナムの社会経済情勢を簡潔に説明した上で、ベトナムにおける日系メーカーを対象とした訪問調査の結果をもとに、3章から5章にかけて@ベトナム進出の背景、Aベトナムの優位性として指摘される点、B問題点・課題として指摘されている点、について書かれている。また、今回の調査では、機械製造業にとってのベトナムの投資環境について、多面的な観点から見ていくために、6章では、日系企業だけでなく台湾系企業に対しても訪問取材を行い、その現状について、最後に7章にて、今後の我が国機械製造業のアジア展開におけるベトナムの可能性と課題について提言を行った。


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